ニキビと乳液について
乳液には、「保湿乳液」「ティント乳液」「UV乳液」の3つに大きく分けることができ、化粧水で肌に与えた水分を逃さないために蓋をする役割があります。
乳液自体にも保湿効果があるため、化粧水の後に肌に乳液を付けるのはスキンケアの基本で、ニキビを治せると思う方がいらっしゃるかもしれませんが、乳液の使用には注意が必要です。
基本的に乳液の使用はニキビ治療に適していないと言われているのですが、それは乳液自体に油分が含まれており、その成分がニキビを誘発させたり悪化させたりする可能性があるからだと説明できます。
もちろん、スキンケア用品には個人差があるので一概には言えませんが、実際にニキビが引き起こされている方が乳液を使用し、症状が悪化したという報告はあるので、あまり使わない方が良いことは間違いありません。
大人ニキビの場合は、ストレスやホルモンバランスの乱れが原因で引き起こされていることが多く、肌が乾燥しているのであれば、乳液の使用も選択肢の一つであると言えます。
しかし、思春期ニキビの場合は男性ホルモンが活発になり、その影響で皮脂の分泌量が増し、ニキビが生じていることが多いので、乳液の使用によって更に肌が脂っぽくなるので、注意しなければならないというわけです。
それに、大人ニキビで悩まされているという方の中には、肌質がオイリーという人がいらっしゃると思うので、そのような方も乳液の使用は避けた方が無難であると言えるでしょう。
それに、化粧水で肌を保湿するというスキンケアはニキビを治すためにも大事ですが、乳液やクリームといったケア用品に頼りすぎると、天然の保湿剤である皮脂腺が怠けてしまい、余計に肌荒れが酷くなる場合があります。
どんなに良質の油分が配合されていたとしても、アレルギー体質の方や敏感肌の方は、油分の酸化が早くなって皮膚に加わる負担も大きくなるので、化粧品に頼り過ぎない方が良いということがお分かり頂けるはずです。
以上のように、使用する乳液の種類にもよって異なるので一概には言えませんが、「乳液でニキビが悪化するタイプ」という方はいらっしゃいます。
このような方は、当サイトで詳しくご紹介しているプロアクティブの使用が効果的で、ニキビを繰り返さない健康な肌へ導いてくれるはずです。
チャエキスやホホバオイル、カモミラエキスといったように肌を保湿する成分がたっぷりと配合されているので、是非試してみてください。
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