ニキビに効くツボについて
押して軽く刺激をするだけで、ニキビに効くと言われているツボは存在し、既に引き起こされたニキビを治す効果はあまり期待できないものの、予防法の一つとして適していると説明できます。
正確にはニキビの回復を早めてくれると言った方が良いかもしれませんが、鍼灸治療の世界ではツボにハリを刺したり、お灸をすえることで体質を改善し、身体に引き起こされた不調を改善していくのです。
それに、ツボ押しをすることによって、もともと自分に備わっている治癒力を高めるという効果も期待できるので、ニキビの予防の一つとしてツボ押しを実行するのは良いかもしれません。
押すツボの位置によって血行を良くしたり、悪い症状を改善したりとその効能は異なるものの、身体にとって悪影響となることはまずないのです。
もちろん、即効性が期待できるニキビの予防方法ではありませんが、空いた時間に自分でツボ押しをする価値は大いにあります。
「ニキビに効くツボはどこ?」という悩みを抱えている方のために、このページでは詳しくご説明しているので、是非参考にしてみてください。
「合谷(ごうこく)」
「合谷(ごうこく)」は様々な身体の不調に効き目があると言われているツボの一つで、手の甲側の親指と人差し指のちょうど真ん中の凹んだ部分に位置しております。
ここを刺激することで肌を元気にするとともに、回復力を高めるという効能も期待できるので、ニキビの予防に適しているというわけです。
お灸が効果的なのですが、指で数回指圧するだけでも十分なので、ある程度の力を入れて刺激してみましょう。
「腎穴(じんけつ)」
「腎穴(じんけつ)」はホルモンバランスを整えることでニキビといった肌荒れを予防できるという効果があり、小指の第一関節の辺りに位置しております。
ここを押しながら揉み解すことで、ニキビに効くだけではなく、薄毛や抜け毛といった髪の毛のトラブルを改善するのにも適しているのです。
「曲池(きょくち)」
「曲池(きょくち)」は免疫機能を高め、内臓の調子を整えるという効果が期待できるツボの一つで、ひじを曲げた際にできる外側の横じわ部分に位置しております。
窪んでいる部分にもう一方の手の親指で押し当て、少し痛みが引き起こされる程度の力で指圧すると非常に効果的です。
実際に炎症を抑えるという効能も持ち合わせているツボなので、既にニキビが顔にできているという方も試してみてください。