ニキビ跡とフラクショナルレーザーについて
皮膚科ではニキビ跡の治療としてフラクショナルレーザーと呼ばれる方法が用いられることがあり、これは皮膚に光を照射し、目に見えないような小さな傷をあけて肌組織の再構築を促します。
臨床例が増えるにつれて、フラクショナルレーザーはニキビ跡だけではなく、炎症性のニキビにも効果があることが分かりました。
この治療を行うことによって肌のハリに欠かせないコラーゲンを増勢させる効果があり、ニキビ跡や毛穴の黒ずみ、肌の若返りが期待できる方法なのです。
個人の症状によってフラクショナルレーザーの太さを細かく設定することができ、幅広い症状に効果があるので、利用しているという患者さんは多くいらっしゃるのではないでしょうか。
主に、熱作用を利用したノンアブレイティブタイプと、皮膚の剥脱を行うアブレイティブタイプの2つに分けられますが、ニキビ跡の治療で行う場合、施術時間は45分間程度と短くなっているので、大きな負担がないというメリットがあります。
深度を深めに設定しているフラクショナルレーザーであれば、真皮層にまで達した頑固なニキビ跡の治療にも最適で、皮膚科で行われている方法の中でかなり有効なのです。
自らの肌の再生機能を活性化させる治療ですので、大きなリスクがなく、それなりのリターンが期待できることは間違いありません。
皮膚科によってフラクショナルレーザーに掛かる費用は異なるものの、1回当たり数万円ほど必要で、1回の施術でニキビ跡を治せるというわけではないので、場合によっては大きな費用となる場合があります。
もし、皮膚科でフラクショナルレーザーを行う費用が負担となる方は、このサイトでご紹介しているリプロスキンの使用がおすすめです。
リプロスキンは、有効成分が配合された化粧水で、皮膚科での治療のように大きな効果はないものの、肌を健やかな状態で保てるので一度試してみてください。


さて、大きなデメリットがないフラクショナルレーザー治療ですが、人によっては施術の後に若干の腫れや痛みが続く可能性があります。
耐えられないほどの痛みが生じるというケースはかなり少ないですが、良くない影響が引き起こされるという点では一緒なので、フラクショナルレーザーで治療を行う前に、専門医の説明をきちんと受けなければならないのです。
良心的な皮膚科であれば事前カウンセリングの段階で、フラクショナルレーザーについて詳しく説明してくれるはずなので、どのような治療か把握しておきましょう。
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