ニキビは遺伝するの？

科学的に証明はされていないものの、遺伝によってニキビができやすいという方はいらっしゃいます。

ニキビ自体が遺伝で引き起こされるというわけではなく、皮脂腺の大きさや皮脂が出やすいという体質や肌質が遺伝して、ニキビに悩まされる確率が高まるということは十分にあり得るのです。

ニキビそのものは遺伝子に組み込まれないという特徴があるものの、体質や肌質は親から遺伝する可能性が高いので、両親ともにニキビ肌であった場合、その子供がニキビに悩まされる確率は高まります。

どのくらいの確率で遺伝するかというデータはありませんが、肌質や体質が遺伝的な要素と大きく関係していることを、きちんと頭に入れておかなければなりません。

もし、毎日の洗顔を行っているのにも関わらず、ニキビの症状が良くならないということで悩んでいる方は、遺伝が少し関係していることは十分にあり得るのです。

それに、一概には言えないものの、母親が太っている家庭は、その子供も太っている傾向にあり、この大きな原因は食生活だと説明できます。

太りやすい人は太りやすい脂っこい食事が好きな傾向にあり、このような食生活が原因で親と子供の双方がニキビに悩まされることがあるのです。

ニキビができやすい肌質や体質が遺伝すると、仕方がないと諦める方が多いかもしれませんが、親がニキビ肌であったとしても予防を心掛けることで、ニキビを作らせない肌を維持することはできます。

その方法の一つが毎日行っている洗顔であり、洗顔のやり方だけではなく使用する洗顔料の種類も大事なポイントなので、多くの方から愛されているプロアクティブも使ってみてください。

さて、上記でニキビ肌が遺伝したとしても、毎日の予防を心掛ければ問題ないと説明しましたが、これは口で言えば簡単なものの、いざ実行するとなるとかなり難しいです。

ニキビの原因は実に様々で、食生活や睡眠といった生活習慣やホルモンバランスの乱れ、使用しているスキンケア化粧品や度重なるストレスなど、どれか一つに特定することはできません。

つまり、ニキビができないようにしっかりと予防するためには、ありとあらゆる要素に注意しなければならないというわけです。

遺伝や体質は気になるポイントではありますが、これからニキビができないように予防するためには、どのような方法が自分にとって最善なのか考える必要があります。

もし、セルフケアでは改善が難しいと判断したら、皮膚科に行って専門医の診断を受けてみてください。