ニキビを治す漢方と好転反応について
好転反応とは、その字のごとく「身体が好ましい状態へ転ずる」という意味で、漢方薬を使ってニキビを治す際に表れることがあります。
健康食品などを食べた際に、身体のコンディションが一時的に悪くなったり、色々な反応が引き起こされることがありますが、これを漢方では好転反応と呼んでいるのです。
人間の身体は活性酸素などの影響によって酸化され、それが病気や老化といった良くない現象の大きな原因となります。
この酸化した身体は、優れた還元力のある食べ物を摂取したり、ニキビを治すために漢方薬を摂取した際に、元の綺麗な状態に戻せるのですが、一時的に思わしくない症状が表れる可能性があるのです。
この好転反応が気になるという方は非常に多くいらっしゃいますが、漢方薬によって副作用が引き起こされているわけではなく、体内で何かしらの変化が生じている証拠となります。
特に慢性的な症状を引き起こしているという方に好転反応は起こりやすいのですが、漢方薬でニキビを治す場合は仕方のない現象なので、心配な方は専門医に相談した方が良いでしょう。
中には、好転反応を副作用と考えて、勝手に漢方薬の服用を止めてしまう方がおりますが、それでは体質を改善することはできませんし、ニキビも治らないままとなってしまうのです。
ニキビとは別に、肌のカサカサといった好転反応が引き起こされるのは耐え難いことかもしれませんが、我慢して服用し続ければ徐々に良い方向へと回復していくかもしれません。
好転反応は100%健康体の人ではない限り、誰でも生じる可能性があるものの、その反応を誰でも感じるというわけではないのです。
ニキビを体質改善によって治す際に漢方薬を服用し、実際に好転反応が引き起こされていたとしても、それを身体で感じないという方は多くいらっしゃいます。
個人の体質によって異なるのですが、好転反応を感じやすい人というのはそれだけ自己治癒力が低下しているという証拠であり、「症状が著しく重い人」「強い薬を服用している人」「肉類といった脂分の多いものに偏っていた人」は感じやすいのです。
漢方薬の種類にもよって異なるので、一概には説明できませんが、この好転反応は短い人ならば1日、長い人で約40日程度だと言われております。
とは言え、この反応が出れば、症状は快方に向かっているということになるので、そのまま専門医の指示に従って服用を続けるようにしてください。
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