目薬を使ったニキビの治し方について
目薬には色々な種類があり、眼圧を下げるβ遮断薬や炭酸脱水酵素阻害薬、緑内障に効果的なプロスタグランジン関連薬など、その作用は種類によって異なります。
中には、ヒアルロン酸といった保湿成分が配合されている目薬もあり、ドライアイを改善したいということで眼科で処方してもらっている方はいらっしゃいますが、実はこの目薬を使ったニキビの治し方が流行しているのです。
「目薬でニキビを治せるの?」と疑問に思うかもしれませんが、2chなどで流行っている治し方で、目の充血を抑える成分が配合されているため、皮膚の炎症も抑えられるのではないかと考えた方が実際に使ってみたのではないでしょうか。
真相は分かりませんが、イプシロン-アミノカプロン酸やグリチルリチン酸二カリウム、硫酸亜鉛水和物といった炎症を抑える成分が目薬に含まれていることは事実です。
ニキビは症状が進行すると炎症を引き起こすようになり、目も皮膚も同じ身体の一部なので、目薬を使った治し方は効果的かもしれません。
しかし、正式に認められた方法ではないことは間違いないですし、目薬は本来は目に使用するものであり、皮膚に使うものではないので、自己責任で試してくださいとしか言いようがないのです。
デリケートな目に付けても大丈夫なので、皮膚に付けて悪化する可能性は低いものの、かゆみや赤みが生じるかもしれないので、正式に認められているプロアクティブを使った治し方が適しております。
プロアクティブは洗顔料や化粧水、トリートメントが含まれた化粧品となっており、ニキビを予防する良質な成分が配合されている製品なので、一度試してみてください。
さて、実際に目薬を使った治し方を試そうと思っているのであれば、充血などを予防する成分が配合された製品でなければ全く意味がありません。
そして、そのような目薬を綿棒の先に付け、赤みが引き起こされているニキビの患部に塗っていくのです。
ビタミンを服用するよりも、肌に充血を抑える目薬を塗布した方が効果的だという意見もあり、数分で赤みが消えたという方もいらっしゃるので、どうしてもニキビが治らないという方は一度試す価値は大いにあります。
もし、目薬でニキビの治療ができるのであれば、非常に安価で試せるというメリットがありますが、かゆくなったという不快な症状を訴えるという方は決して少なくないので、少しでも肌に違和感を覚えたら直ぐに止めた方が良いでしょう。