ニキビを治す豆乳の効果について
豆乳がニキビに効果的だという話は意外と有名となっており、これは紛れもない事実です。
その大きな理由は豆乳の中に含まれている大豆イソフラボンという成分で、女性ホルモンと同じような働きをするという特徴があります。
大人ニキビが引き起こされる原因は一つではなく、食生活の乱れや睡眠不足など色々な理由が考えられますが、ホルモンバランスの乱れによってニキビが生じるという方も珍しくありません。
そこで、大豆イソフラボンを摂取することによってホルモンバランスを整え、肌の新陳代謝を助けたり美白作用を促したりという効果が期待できるので、豆乳がニキビに効き目があると言われているのです。
特に女性は生理でホルモンバランスに乱れが生じやすく、その影響でニキビといった肌荒れが引き起こされやすくなりますが、豆乳がホルモンを補ってくれるということで、ニキビのない美肌を手に入れやすくなります。
現在では、大豆イソフラボンが配合された化粧水や洗顔料は多くなっているので、ニキビに効き目があるということはお分かり頂けるのではないでしょうか。
ただし、ただ豆乳を摂取しているだけでは効果を実感できない場合もあり、腸内環境が乱れていると大豆イソフラボンが身体に吸収されにくいという特徴があるのです。
腸内に存在している善玉菌のビフィズス菌によって初めて体内に吸収されるので、豆乳でニキビを改善したいと思っているのであれば、腸内環境を正常に保って便秘や下痢といった症状が引き起こされないように注意する必要があります。
豆乳だけでは飲みにくいという方はいらっしゃると思うので、そのような方は温めたココアなどと一緒に飲むのが効果的で、ストレスの解消や更年期障害の改善にも繋がるので試してみてください。
豆乳でニキビの症状は悪化するの?
ニキビを改善できる飲み物として豆乳は効果的で、実際に豆乳でニキビが改善されたという方は多くいらっしゃいますが、逆に症状が悪化してしまったという報告もあります。
これは、豆乳の中に含まれている大豆イソフラボンが女性ホルモンと同じ働きをするということで、脳が誤作動を起こし、ホルモンの分泌量が少なくなったからではないかと考えられているのです。
女性ホルモンに乱れが生じることにより、生理周期も乱れ、ニキビといった肌トラブルが引き起こされやすくなると説明できるでしょう。
以上のように、症状が悪化する可能性もあるので、ニキビができている女性全てに豆乳が効果的ではないということを、頭に入れておかなければならないのです。