市販薬によるニキビの治療について
ニキビ治療の一環として、市販薬を使用するという方法があり、ドラッグストアなどで気軽に購入できるため、ニキビで悩まされている方は一度は試したことがあるのではないでしょうか。
治療を始めようと思って、まず最初にチェックするのが市販薬という方が多いかもしれませんが、医薬品や医薬部外品など様々な種類があるので、どのような違いがあるのか迷うはずです。
簡単に説明すると、医薬部外品は直接ニキビを治すような効果はなく、医薬品はニキビの原因となる細菌を殺したり、皮脂を取り除いたりといったある程度の効果が期待できます。
どちらにしても、皮膚科で処方される薬とは大きく異なり、ニキビを完治させられるような効果はなく、症状が進行しているという方は特に市販薬レベルでは意味がないのです。
意味がないというのは多少言い過ぎかもしれませんが、ちょっとした肌荒れを解消する程度の治療効果しか得られないということは間違いありません。
基本的にどの市販薬を使ったとしても得られる効果に大きな違いはなく、症状を抑える対処療法にはなるものの、根本的な原因を解消する治療にはならないと説明できます。
そのため、自宅で市販薬に頼った治療を行うのであれば、化粧品の一つであるプロアクティブを使った方が圧倒的にニキビの治療として優れているでしょう。
もちろん、プロアクティブも即効性があるというわけではありませんが、毎日の洗顔で症状を和らげることは十分に可能なので、是非一度使ってみてください。
さて、市販薬で完全にニキビを治療することはできないということを理解した上で、自分が気に入った製品を試すというのは選択肢の一つです。
ニキビの症状が軽いのであれば、市販薬で治る可能性はゼロではありませんし、自分の肌質に適していれば対処療法にもなります。
そこで、最も一般的な市販薬としてはクレアラシルが挙げられ、ニキビの患部の皮脂を吸収し、症状を悪化させる大きな原因であるアクネ菌を殺菌してくれるのです。
非常に伸びが良いクリームなので塗りやすいというメリットがあり、皮脂の酸化を防ぐビタミンEが配合されているところも大きな特徴であると言えます。
また、テレビのコマーシャルで紹介されているビフナイトEも有名な市販薬の一つで、クレアラシルと同じようにクリームを塗ることでニキビの悪化を防いでいくのです。
ただし、薬に頼る治療だけではなく、食生活に気を配ったり、ストレスを解消したりといったケアも心掛けるようにしてください。