枕が原因のニキビについて
ニキビ予防のために、色々なことにチャレンジしているという方は多く、洗顔の方法を改善してみたり、食習慣を変えてみたりと、その方法はたくさんあります。
ありとあらゆる方法を試しているのにも関わらず、ニキビが治らないという方は、枕に原因があるかもしれません。
枕の質や大きさに原因があるというわけではなく、普段直接触れる枕カバーが不潔になっていることが原因で、ニキビといった肌荒れが引き起こされている可能性が高いのです。
外出先や洗顔後に使用するタオルの清潔さには気を配っている方でも、普段使用している枕カバーには無頓着なことが多く、毎日使うものだからこそ清潔に保つ必要があります。
睡眠中に寝返りを打つことで、肌に付いているアクネ菌は枕カバーに移り、汗の湿気と温かさはアクネ菌にとって絶好の繁殖場所なので、枕カバーをそのままにしていると次の日に別の皮膚に付着してしまうというわけです。
衣服とは違って枕カバーは汚れが目立ちにくいという特徴があり、長い期間洗っていない枕カバーをそのまま使用していることが原因で症状が悪化していると説明できるでしょう。
それに、頭皮の汚れや汗だけではなく、枕を出しっぱなしにしているのであれば、ハウスダストや空気中のカビも付着しており、見えない汚れで不潔になっております。
このような枕カバーで長い時間肌と触れ合っていると、ニキビといった肌トラブルが引き起こされてもおかしくないことがお分かり頂けるはずです。
枕カバーは毎日肌と触れ合っているわけですから、衣服や下着と同じように毎日洗濯をして取り替えなければなりません。
枕カバーはニキビの原因になり得るので、「汗臭くないか?」「黄ばんでいないか?」ということに注意し、見た目は清潔だとしても何日間も洗っていないのであれば、直ぐに洗濯をして綺麗にするべきです。
枕カバーを毎日洗うというのは大変なことなのですが、ニキビの原因を取り除くためにも、何枚かの枕カバーを用意し、常に新しい枕カバーで寝るという対策を行ってください。