ニキビを漢方で治そう
大人になってから引き起こされるニキビは、成長によるホルモンバランスの乱れで引き起こされる思春期ニキビとは異なり、身体の内部の状態が複雑に絡み合っている可能性が高くなっております。
その原因は人によって様々で、肌の乾燥だけではなく、過度のストレスや食生活の乱れによる体内のバランスの乱れで、このような体質を改善するために漢方の使用が効果的です。
「ニキビを漢方で治せるの?」という疑問を持つ方が多いのですが、漢方の力によって身体の悪い部分を治し、その結果としてニキビといった肌荒れも改善されるという仕組みとなっております。
もちろん、洗顔料や化粧水で肌の表面を整えるようなケアも欠かせませんが、ニキビが身体の内部の状態と深い関わりを持っていることは間違いないので、漢方で体質を改善する意味は大いにあると言えるでしょう。
実際に皮膚科では漢方薬の処方がなされる場合もあり、即効性がないというデメリットがあるので服用し続けるのは根気が必要ですが、少しずつニキビが引き起こされにくい体質を維持できるようになるのです。
とは言え、皮膚科で漢方薬が処方された場合は説明があると思われますが、漢方で内側からの改善を試みたとしても、外側からのスキンケアを怠っていては全く意味がありません。
そのため、同時にプロアクティブを使って、スキンケアを行っていくという方法が最もおすすめです。
ベーシックセットの基本の3ステップに加え、テカリを防止する紫外線ケアや、クレンジングブラシも付いてくるので、是非プロアクティブでニキビを治すケアを行ってみてください。
さて、ニキビを治療するに当たって抗生物質を服用する場合は、ある程度薬の種類は決まっておりますが、漢方薬の場合は違います。
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)や当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)といった漢方薬が一般的に効き目があるのですが、その人の体質に合ったものを服用しなければ全く意味がないのです。
その人のニキビの症状や体質で最適な漢方薬は異なるので、自分勝手な判断で漢方を使ったところで、ニキビを治す効果は得られないことがお分かり頂けるでしょう。
しかし、専門医や薬剤師の力を借りて、オーダーメイドで手に入れられるのが漢方薬の大きなメリットで、自分の体質に合った製品を使って身体のバランスを整えていけば、ニキビはそれほど恐れる症状ではないのです。