ニキビの治療について
ニキビは体質ではなく、病気の一つなので、放置して自然に治そうと考えるのではなく、きちんと治療を行っていく必要があります。
ニキビが引き起こされる原因は多く、それに比例して治療の方法もたくさんあるのです。
個人によって適したニキビの治療は異なり、実際に試してみなければ分かりませんが、このページではどのような治療を行えば良いのか詳しく説明していきます。
ニキビを甘く見ると大きな症状に発展するというケースがあるため、長期的な治療計画を立てて、少しずつ改善できるようにチャレンジしてみてください。
プロアクティブで治療しよう
自宅で行うニキビ治療として優れているのがプロアクティブの使用で、既に実践しているという方はいらっしゃるのではないでしょうか。
ニキビは洗顔にだけ注意すれば良いと思っている方がおりますが、決してそうではなく、化粧水やクリームで肌を保湿するというケアも大事です。
プロアクティブの中には、洗顔料だけではなくトータルなスキンケアを行うための製品が含まれているので、ニキビを少しずつ治して美肌を維持できます。
単品で購入すると面倒ですが、全てのケア用品が入ったセットも販売されているので、ニキビ治療の一環として試してみてください。
ケミカルピーリングで治療しよう
皮膚科で一般的に行われているニキビの治療としてケミカルピーリングが挙げられ、これは酸性の薬剤を肌に塗り、古い角質を落として新しい肌の再生を促そうとする方法です。
市販の化粧品を使っても同じような効果が期待できるものはありますが、皮膚科では専門的な機械を使って行われるので、より高い効果を望むことができます。
皮膚科で行われているケミカルピーリングは、自分のニキビの症状によって、薬剤の種類や塗布時間を調節してくれるので、肌に大きな刺激が加わることはないはずです。
抗菌薬で治療しよう
ニキビが炎症を引き起こした場合、皮膚科では抗菌薬の処方がなされることがあります。
軽度のニキビでこの治療が行われることはありませんが、抗菌薬を使うことによって、ニキビの原因菌が繁殖しないようにできるのです。
飲み薬や塗り薬など色々な種類があり、どちらにしても個人の症状に応じて処方されますが、用法と用量はしっかりと専門医の指示通りに守らなければなりません。
レーザーで治療しよう
レーザーも皮膚科で行われている治療方法の一つで、内服薬や外用薬で治らないという場合、この治療が勧められることがあります。
レーザーと一口に言っても色々な種類がありますが、基本的には光を患部に照射させることで、毛穴の中に詰まったコメドや膿を取り除いていくのです。