胃腸が原因のニキビ

 

胃腸が原因のニキビについて

ニキビのない美肌を作るためには、身体の外部から化粧品を使ったケアが大事だということは間違いありませんが、これと同じように身体の内部からのケアも重要となります。

 

あまり気にしていない方は多いのですが、実は胃腸の不良が原因でニキビが引き起こされることもあり、どんなに上質な栄養分を摂取していたとしても、胃腸に障害があればその栄養を吸収することはできないのです。

 

胃腸の障害が原因で引き起こされるニキビは、あごや口周り、頬といった場所にできるという特徴があり、スキンケアの方法に気を配っていたとしても、胃腸不良を改善しなければ全く意味がありません。

 

私たちの身体は、新陳代謝によって新しい細胞へと取り替えられ、古い細胞は再利用されたり、老廃物として体外に排出されます。

 

老廃物を体外に排出する機能として一般的なのが大腸で、排便として定期的に排出し、毛穴からも同じように汗と一緒に身体にとって不要なものが出ているのです。

 

正常な状態ではこのような排出が繰り返し引き起こされているのですが、胃腸の働きが十分ではないと大腸の動きも鈍って不要物の排出が上手く行われなくなり、毛穴による老廃物の排出の負担が大きくなることが原因で、ニキビが引き起こされるようになります。

 

毛穴に老廃物が溜まることが原因でニキビが発生することも十分にあり得るので、胃腸不良が全ての引き金になっていることがお分かり頂けるでしょう。

 

以上のように、健康面においても美容面においても大きな悪影響が引き起こされる胃腸不良ですが、一般的に食べ過ぎや飲み過ぎが原因で生じます。

 

若い頃はいくら飲み食いしたとしても、次の日に影響を残さないほど元気でいられたかもしれませんが、年齢を重ねることで消化能力の限界を超えた飲食により、胃腸に大きな負担が掛かるというわけです。

 

また、現代人は食べ物を飲み込むようなスピードで消化している方がおりますが、このような食べ方も胃腸に負担が掛かる原因となるので、噛む回数を増やし、ゆっくりと時間を掛けて胃腸への負担を和らげてあげなければなりません。

 

それに、ストレスも胃腸不良の大きな原因で、場合によっては胃潰瘍を引き起こすこともあり、ニキビの症状が悪化する原因でもあるので、注意しなければならないのです。

 

ストレスを全く感じないような生活は無理があるものの、リフレッシュ休暇を取って趣味の時間を増やすといった試みを行ってください。


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