ニキビとビタミンC

 

ニキビとビタミンCについて

ニキビにビタミンCが有効であるのは多くの方がご存知かもしれません。

 

肌の美白や美肌効果が期待できるビタミンCは、ニキビにも有効に働きかけてくれるという特徴があり、ニキビができないような予防も可能なので、毎日しっかりと摂取する必要があります。

 

基本的にビタミンCは色々な食べ物に含まれているので、普通の食生活を送っていれば全く摂取できないという事態はありませんが、緑黄色野菜や果物を食べないという方は注意が必要です。

 

ビタミンCと聞くとレモンやグレープフルーツといった果物を思い浮かべるかもしれませんが、ピーマンやブロッコリーといった緑黄色野菜にも多く配合されており、これらは糖分も少ないので効果的であると説明できます。

 

「なぜニキビにビタミンCが良いの?」という疑問を抱える方は多いかもしれませんが、それは単純に肌に良いだけではなく、皮脂の分泌を抑制してくれるからです。

 

思春期の方は特に、成長ホルモンの乱れによって皮脂の分泌が促されるという特徴があり、それが毛穴に詰まりやすくなるため、ニキビができやすくなるのはお分かり頂けるでしょう。

 

また、炎症を抑える抗炎症作用を持っているのもビタミンCの特徴の一つで、赤みのあるニキビの症状を少しずつ和らげられます。

 

ビタミンCを多く含む食べ物を食べれば直ぐに変化が引き起こされるというわけではないものの、様々な効果が期待できる栄養素なので、みずみずしい肌へと導いてくれるはずです。

 

とは言え、食べ物やサプリメントでビタミンCを取り入れたとしても、身体の必要な器官に運ばれるので、肌に作用する量は少なくなってしまいます。

 

これは仕方のない現象なのですが、ごく僅かしかビタミンCが肌に作用しなければあまり意味がないので、ビタミンC誘導体が含まれた化粧品を使って肌に直接取り入れてみましょう。

 

もちろん、化粧水をただ肌に付けただけではビタミンCは浸透しませんし、専用のイオン導入器といった器具が必要なものの、全く効果が期待できないということはないです。

 

ニキビだけではなく、健康的な身体を維持するためにもビタミンCは必要で、成人で1日に100mg程度が適量であると言われております。

 

しかし、タバコを1本吸うことで約25mgのビタミンCが消費されてしまい、喫煙者の多くは慢性的なビタミンC不足に悩まされている可能性が高いので、ニキビを治したいのであればできる限り禁煙するようにしてください。


「ニキビに効く成分」についてのページ