クレーターのニキビの治療について
初期段階のニキビであれば、肌がクレーターのようにボコボコになる心配はありませんが、間違ったケアを長期的に行っているとだんだんとニキビ跡となって、肌に残るようになります。
ここまで病状が進行すると、セルフでの治療は非常に難しく、更に治りにくい状態となる可能性があるので、皮膚科や美容クリニックで専門的な治療を行わなければならないのです。
もちろん、クレーターのようなニキビ跡となっても、絶対に治らないというわけではないものの、治療に長い時間が掛かるということは間違いありません。
症状が進行してニキビ跡となる場合、肌の表面が月面のクレーターのような凸凹になるタイプと、ヘモグロビンやメラニンといった成分が色素沈着するタイプの2つに分けられます。
どちらのタイプにしても、このような状態はただのニキビが引き起こされているだけではなく、皮膚の奥にある真皮層と呼ばれる部分が大きなダメージを受けているのです。
皮膚の真皮層は美容成分であるエラスチンやコラーゲンで構成されており、肌のツヤやハリを保つ働きをしているので、ここがダメージを受ければニキビにも何かしらの悪影響が起こることはお分かり頂けるでしょう。
肌の真皮層まで傷ついたクレータータイプのニキビ跡となると、どんなに早くても綺麗な肌を手に入れるまでに数ヶ月以上は費やさなければならないので、ニキビの段階でプロアクティブで対策を練っておくべきです。
プロアクティブを使えば直ぐにニキビが治るというわけではないものの、ニキビの予防は十分に可能なので一度試してみてください。
さて、クレーターのようなニキビ跡は真皮層へのダメージによって生じると説明致しましたが、その原因は様々で、生活リズムの狂いや食生活の乱れ、紫外線によるダメージなどが挙げられます。
その中でも、自己流のニキビケアでクレーターのような跡が残ってしまう方が多く、細菌が入り込んで炎症を引き起こすというケースも珍しくはないので、正しい対処方法を把握しておかなければならないのです。
このような状態まで発展すると治療が難しく、肌のターンオーバーを促進させるような試みだけでは何も変わらないかもしれません。
クレータータイプだけではなく、色素沈着タイプのニキビ跡でも同じことが言えますが、皮膚科や美容クリニックを受診すればケミカルピーリングや炭酸ガスレーザーといったように、専門的な治療をご紹介してくれるはずです。