ニキビができる場所について
ニキビができる場所は決まっておらず、毛穴がある部分であればどこでも引き起こされるという特徴があり、顔だけではなく胸元や背中にできるという方もいらっしゃいます。
そして、肌のコンディションだけが原因というわけではなく、身体全体の不調を表す内側からのサインであると捉えることもできるのです。
このような傾向がある大人ニキビですが、実はできる場所によって微妙に原因が異なると言われております。
そこまで大きな変化があるわけではありませんが、自分の身体の不調を把握するためにも、ニキビができる場所別の原因を理解しておいてください。
おでこのニキビ
思春期ニキビとできやすい場所の一つがおでこなのですが、大人でもこの場所にニキビができることがあります。
この原因は睡眠不足やストレスであると考えられており、不規則な生活を長期的に渡って続けていると、おでこにニキビができやすくなるので注意しなければなりません。
また、前髪の汚れが原因でニキビの炎症が引き起こされている場合もあるので、なるべく短めにするべきです。
鼻のニキビ
鼻は身体の部位の中でも毛穴が多く、それだけ分泌される皮脂の量が多いので、ニキビができる場所の一つです。
鼻のニキビの原因は、油分の多いファンデーションを使ったことによるターンオーバーの乱れで、だんだんと角質が固くなって毛穴に詰まりやすくなります。
Tゾーンのニキビ
眉と眉の間から鼻筋にかけてのTゾーンと呼ばれる部分は、最も皮脂の分泌量が多く、顔ダニの繁殖が原因で引き起こされることが多くなっております。
顔ダニは肌の余分な皮脂を食べてくれる重要な存在なのですが、増えすぎると炎症が加速されてしまうのです。
中にはステロイド剤を使って治している方が多いのですが、副作用もあるので皮膚科医に一度相談してみましょう。
口周りのニキビ
口周りにニキビができると目立ってしまうということで、マスクで隠している女性の方は多くいらっしゃいます。
インフルエンザの予防などで仕方なくマスクを使っている方はおりますが、長時間に渡って装着していると蒸れるため、細菌が繁殖しやすいので要注意です。
頬のニキビ
頬のニキビが引き起こされる大きな原因は、肝機能の低下や腸内環境の低下といったように、内臓の不調が挙げられます。
過度のストレスによって内臓に大きな負担が掛かり、ニキビの症状も悪化する可能性があるので、適度にリフレッシュするというのが大きなポイントです。