ニキビとクレアラシル

市販薬のニキビ治療クリームとしてクレアラシルはオロナインと並んで有名な製品となっており、既に使ったことがあるという方はいらっしゃるのではないでしょうか。

クレアラシルには、ニキビ部分を乾燥させて余分な皮脂を取り除いてくれるという効果があり、思春期の方はホルモンバランスの乱れによって皮脂の分泌量が増す傾向にあります。

そのため、クレアラシルは思春期ニキビを改善するために優れたケア用品であると言えるのです。

ニキビを治療していくに当たって市販薬を使用する場合、クレアラシルのようにニキビを乾燥させて治すタイプと、湿潤療法といって患部を乾燥させないようにしっとりとしたタイプの2つに分けられます。

どちらの方が効果が高いのか一概に説明することはできませんが、個人のニキビの症状や体質、アレルギー症状の有無を考慮して、自分に適したタイプの薬を使って治していくのが良いかもしれません。

とは言え、素人がこのような判断をするのはほぼ不可能なので、自分勝手な判断でニキビ治療薬を決めるよりも、皮膚科に行って専門医の診察を受けた方が良いということは間違いないです。

クレアラシルにはニキビの悪化を抑えてくれるビタミンEが配合されており、腫れや赤みを抑えてくれる素晴らしい薬なのですが、肌を乾燥して治すタイプの薬なので、乾燥肌の方はより肌がカサカサすることがあります。

そのため、クレアラシルといった薬でニキビを治すよりも、プロアクティブのような肌を保湿してくれる洗顔料を使い、ニキビを治す方が効果が高いはずです。

プロアクティブはテレビのCMでも紹介されている化粧品となっており、滑らかで綺麗な肌を手に入れられるので、是非一度試してみてください。

これはクレアラシルを使用する場合に限った話ではありませんが、薬を使ってニキビをケアするのであれば、正しい塗り方をきちんと把握しておかなければなりません。

どんなに効果が高い薬を使用していたとしても、間違った使い方をしていては、症状の悪化にも繋がりかねないのです。

そこで、クレアラシルの正しい塗り方としては、まず始めに洗顔を行って肌を清潔な状態にし、その後に薄く塗り過ぎない程度に患部全体に馴染ませていきます。

女性の場合、生理などの影響によってホルモンバランスが乱れ、皮脂の分泌量が増す傾向にあるので、必ずしもクレアラシルで改善できるわけではありませんが、一度使ってみる価値は大いにあるはずです。