ニキビと抗生物質

 

ニキビを治す抗生物質の効果について

ニキビは様々な原因で引き起こされるとともに、白ニキビや赤ニキビなど色々なステージがあり、個人の症状によって適した治療方法が異なるという特徴があります。

 

いずれの症状にしても、ニキビの状態が悪化してニキビ跡となるケースは十分にあり得るので、何かしら対策を練らなければならないことは間違いなく、その際に皮膚科で処方される抗生物質が効果的です。

 

抗生物質には飲み薬であるミノマイシンやビブラマイシン、塗り薬であるダラシンTゲルやハイチオールなどその種類は豊富で、どれが自分に適しているのか素人には判断がつきません。

 

抗生物質の効果を最大限に発揮させるためにも、病院で診察を受けた方が良いのですが、基本的に細菌が繁殖するのを防ぎ、殺菌するという効果が期待できます。

 

ニキビが引き起こされる原因は人によって異なるのですが、アクネ菌の繁殖によるものが多く、抗生物質でこの菌を排除することにより、ニキビを治せると考えられているわけです。

 

どの抗生物質にしても飲み始めはかなり効果が期待できますし、即効性もあるというメリットがあるので、皮膚科医の診察を受けて服用するのは選択肢の一つだと言えるでしょう。


ニキビを治す抗生物質の副作用について

抗生物質を服用するという場合、多くの方はその副作用が気になると思われます。

 

抗生物質の種類によってその効果は異なるものの、「角質やコメドのケアをしてくれる」「できたニキビを治療してくれる」という作用がありますが、どんな薬にも副作用はあるので注意が必要です。

 

ニキビ治療のために使用する抗生物質の場合、テトラサイクリン系と呼ばれるものが一般的なのですが、この治療薬にはめまいや吐き気、頭痛といった副作用が生じます。

 

特に、小児や乳児がテトラサイクリン系の抗生物質を服用すると、歯に色素沈着が引き起こされるので、十分に注意しなければなりません。


ニキビを治す抗生物質と耐性菌について

抗生物質はその種類によって安全性が異なるという特徴があるものの、どの種類においても長期的に服用することによって、耐性菌が生まれるというデメリットがあります。

 

これも副作用の一種であると言えますが、耐性菌は普段は全く問題にならないものの、免疫力が弱っていると大きな異常が引き起こされる可能性があるので気を付けなければなりません。

 

自分の判断で抗生物質を服用すると、様々な弊害が生じるので、必ず専門医の指示に従って服用するようにしてください。


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