ニキビとオキシドールについて
症状が進行した赤ニキビの場合、肌が炎症を引き起こしているので病院に行った方が良いのですが、初期状態である白ニキビであればオキシドールで治ると言われております。
オキシドールは過酸化水素水のことを指しており、傷の殺菌消毒薬として使用されることが多く、強い消毒作用によってニキビの原因であるアクネ菌を死滅させる効果があるため、ニキビに効き目があるというわけです。
鼻や口周りに突発的にニキビができるということは珍しくはありませんが、短期間でどうにか自宅で処置を施したいという場合、オキシドールを使うという方法が選択肢の一つとして挙げられます。
オキシドールの使い方は非常に簡単で、ニキビが気になるという部分に清潔なコットンなどでしみ込ませ、顔にパッティングするだけでニキビを消し、同時に美白効果も得られるというわけです。
過酸化水素水自体は強力な腐食性を持ち合わせており、そのまま皮膚に付けると痛みが生じるのですが、オキシドールは約3%に薄められた消毒液なので、肌に大きな異常が引き起こされるということはほとんどないでしょう。
しかし、いくら薄めてあると言っても、化粧水のようにパシャパシャとオキシドールを顔全体に馴染ませるような方法は危険なので、ピンポイントでニキビの患部に付けるのがベストです。
とは言え、オキシドールはニキビ専用の消毒液ではないので、より安全にニキビを治したいと考えているのであれば、当サイトでご紹介しているプロアクティブがおすすめとなっております。
プロアクティブは日本人の肌に合わせて作られた製品で、しつこいニキビでも症状を和らげられるので是非試してみてください。
さて、ニキビ対策にはオキシドールが良いとインターネットでは騒がれておりますが、強い刺激と脱脂効果を持ち合わせているため、人によっては皮膚の凸凹が酷くなったり、より肌が乾燥するようになったと報告している方はいらっしゃいます。
乾燥が肌に良くないというのは周知の事実で、オキシドールを毎日使ったことにより、肌が乾燥してボロボロになるというケースは少なくないので、できる限り避けた方が良いかもしれません。
オキシドールでアクネ菌を退治できるのは紛れもない事実なのですが、炎症を引き起こしている弱い皮膚組織まで破壊してしまうため、皮膚の再生が遅れてしまうのです。
オキシドールを皮膚に塗ったことにより、かさぶたになってしまうこともあるみたいなので、皮膚科を受診してニキビを治した方が良いでしょう。